- 人事として3年以上働いてるけど、新人時代と年収がほぼ同じ…
- 人事経験者が年収を上げるには?
- 給料が上がっていく会社と、上がらない会社の違いとは?
人事で働いていて「年収が上がらなくて困っている」なんてことはありませんか?
変わらない待遇に「どうやったら年収が上げられるか」「転職をした方がいいのか」なんて、いろいろ考えて悩んでしまうこともありますよね。
実際私もさんざん悩み、結果転職活動をはじめ、試行錯誤のうえ年収アップに成功しました!
この記事では、人事歴10年でブラック企業からホワイト企業に転職した筆者が、実際に行った年収アップの成功例を紹介しています。
人事で年収に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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【人事が年収を上げる方法】私が年収150万円アップに成功した方法
私は転職をして、年収アップに成功しました。
当時20代後半で年収350万円だったのが、500万円になったんです…!
年収アップを実現するために、
- 的を得た分析
- 面接官にハマる自己PR
を駆使して、転職活動をしました。
ここからは、私の実例を交えながら説明していきます。
前職での業務経験と転職のきっかけ
前職では、採用と研修を3年間やっていました。
一生上がらない基本給とサービス残業が当然の労働環境で、
将来に対しての不安がとても大きかったですね。
「こんな苦しい状況からは抜け出さなきゃダメだ!」
と決意を固めて、転職活動をスタートさせました。
書類選考で落ち続ける日々
書類選考の通過率は「10社応募して1社面接できる」くらいの体感でした。
落選続きで精神的につらい時期もあったんですが、
「年収アップの転職をするんだ!」という強い気持ちで応募し続けました。
面接前にやったこと
書類選考が通った後は、どの経験が企業に評価されたかを「分析」します。
中途採用は経験職採用のため、必ず何かしらの経験が評価されて、書類選考に受かっているんです。
これが冒頭の「的を得た分析」ですね。
評価された部分は、面接時にとことんアピールしていきましょう。
面接の自己PRでは具体性を意識
私は応募書類に「100名を対象に、5日間の新入社員研修を実施」と記載していました。
そして、この研修の経験が応募先に評価されていると分析しています。
この評価された部分をより具体化するため、次のような業務経験をPRしました。
- 研修のプログラムの企画
- マニュアルの作成
- 司会進行と講師としての登壇外部業者とカリキュラムの交渉
これが「面接官にハマる自己PR」の方法です。
評価されていた部分をさらに掘り下げることで、確実に加点されていきます。
最終的に、私はこの企業へ転職しました。
希望条件が全て揃った転職先だったので、内定の連絡をもらったときはすごく嬉しかったです。
転職後の心境の変化
転職後に真っ先に感じたことは「心の余裕」です。
年収が上がって金銭的な余裕ができたこともありますが、
それと同時に、将来への不安が解消されていました。
>>ブラックな労働環境で働く人事…に絶対なりたくない人が知っておくべき注意点
人事が年収アップを狙うならこういう求人が狙い目!
1. 実は狙い目!「昔ながらの年功序列の人事制度」が残る大企業
年功序列とは、
- 勤続年数
- 年齢
に応じて、毎年給料が上がっていく人事制度のことです。
この制度を活用すれば、スタート時は年収が低くても、生涯年収の大幅アップにつながりますよ。
年功序列を採用している企業は、以下のステップで探せます。
Step.1 求人票で目星をつける
求人票で以下のようなキーワードがある企業をリストアップします。
- 市場規模に関すること(例:シェア率No.1、トップシェア)
- 上場に関すること(例:東証◯◯上場)
- 歴史に関すること(例:創業50年以上)
Step.2 企業HPの採用情報欄を調べる
「昇給は年1回」と書いてある企業は、要チェックですね。
1年に1回は必ず給料が上がることを指しています。
Step.3 企業に直接確認する
エージェントを通して聞いてもらっても良いですし、面接時に質問してもOKです。
2. スキルに自信があるなら成果主義の企業を狙うべし!
成果主義の企業で働くことで、年収は確実にアップします。
また、年収1,000万円超えの転職も可能です。
成果主義の企業が人事に求めていることは、
「自社が抱える問題や課題を解決に導く」ことです。
例えば採用業務であれば、ただ人を採用するだけではいけません。
会社の事業戦略を理解し、各組織で必要な人材は、
- 若手社員
- 経験者
- グローバル人材
なのかを見極め、企画・実行して会社に貢献します。
- 問題解決力
- マネージメント力
- 折衝力
など、あらゆるスキルが必要となるんですよ。
これが成果主義の企業で求められる人事の働き方で、
管理業務をメインとする、一般的な企業の人事とは大きく異なります。
3. こういう求人はNG(避けるべき)
「年収の伸びしろ」が、少ない求人は避けましょう。
伸びしろをチェックするために、まずは求人票の推定年収欄の右側の額を確認してください。
例:400万円~600万円であれば、600万円
この場合、600万円が応募を出している求人の上限額です。
そして上限額と現在の年収の差額が「年収の伸びしろ」となります。
伸びしろが少ないと、転職後あっという間に上限額に達してしまい、
年収が上がらない日々をおくることになってしまいます。
求人を探すときは「年収の伸びしろ」も、忘れずにチェックしましょう。
ブラックな労働環境で働く人事…に絶対なりたくない人が知っておくべき注意点
人事ってどんな会社で働くか?によって、稼げるお給料の金額や、雇用環境がまったく違ってくる職種なので注意してください。
企業の「ヒト」にまつわる専門家である人事総務は人気のある職種ですが、
↓実際には以下の2種類の働き方をしている人がいるのが現実です。
- ホワイトな環境で楽しく働けている人事
実務経験3年で年収500万円〜、新人採用や教育などやりがいのある仕事に取り組める人事など。 - ブラック企業で搾取される人事
実務経験を重ねても年収300万円…。人事というより社内の「雑用係」みたいな仕事ばかりやらされる人事。
人事担当として採用教育や、給与計算など専門知識が必要な業務がしたくて入社したのに、
実際の仕事は雑用みたいなことばかり…
でやる気を失ってしまう人は少なくありません。
こういうブラックな職場ほど給料が安かったりするので、
やる気を失ってる人事担当者ってとても多かったりしますね。
特にお給料については、
所属する企業によってかなりの差がつきます。
例えば人事の実務経験2〜3年ある人なら、
↓これぐらいのお給料を出している会社はたくさんありますからね。
注意していただきたいのは、
「優秀な人=ホワイト環境で働ける」ではないことです。
とても優秀でまじめに一生懸命頑張っているのに、
年収がなかなか上がらずしんどい生活している人事…ってたくさんいるんです。
どうせ働くならホワイトな環境で、
やりがいを持って働きたいですよね。
お給料も少しでも高い方が良いに決まっていますし。
なぜ、ホワイトな人事とブラックな人事に分かれてしまうのか?
なぜ、こんなふうに差が生まれてしまうのか?ですが、
これは完全に「どういう企業に所属して働くか?」による違いです。
つまり「自分の会社がもうかっているか?」の違いですね。
人事は、営業マンのように「自分で売上を取ってくるような仕事」ではありません。
勤務先企業の業績に応じて、給料やボーナスが決まる職種です。
あなたが人事としてどんなに優秀であったとしても、
応募先の企業がもうかっていなかったら、
お給料はいつまでたっても安いまま…になってしまうんです。
逆に言えば、仕事の能力にあまり自信がなかったとしても、
転職先の選択が正しくて、
ホワイトな人事になれるケースもあるわけですね。
実際、ブラック企業で年収300万円で働いていたけれど、
業績の良い企業の人事総務に転職していきなり年収500万円にアップする(年収1.5倍以上にアップ)なんてことは普通にあります。
人事という職種は「どういう会社を勤務先に選ぶか?」の選択がものすごく大切であることを知っておいてください。
いますぐは転職できない人もやっておくべきこと
今すぐは転職する気はない人や、
いろいろ事情があって転職活動を始めることはできない状況の人も、
人事求人に強い転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておきましょう。
日常生活や現在の仕事のストレスや疲労が限界までたまってくると、
転職サイトに登録する気力すらなくなるものです。
(精神的に余裕のあるタイミングでやっておく方が良いです)
これをやっておくと、ホワイトな求人を見逃してしまうリスクが避けられますよ。
転職活動って恋愛と同じで「良い求人にたまたま出会えるか?」で決まってしまう部分も大きいですから、
転職活動の情報リサーチはなるべく早い段階から始めておくようにしましょう。
ものすごく仕事が優秀なのに、
転職活動の情報リサーチが足りなくて、
ブラックな働き方を選択してしまう人事って、
まだまだたくさんいるのが現実です。
この記事を読んでいるあなたはそういう悲しい状態にならないように、
転職サイトを使って日常的に情報リサーチをしておくようにしてください。
いい意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切
転職サイトから送られてくるおすすめ求人を日常的にチェックして、
良さげなものが出たらそのつどブックマーク保存しておきましょう。
転職活動のなるべく早いタイミングからこの作業をやるくせをつけると、
「もし、今の職場がどうしても辛くなったら転職もある」
という選択肢を確保することができます。
いい意味での「逃げ道」を確保できますから、
今の生活や職場のストレスが限界になる前に、
「転職」という対策を打つことができるんです。
上でも見たように、転職活動は「良い求人との出会い」で決まってしまう部分も大きいです。
どんなに優秀な人でも、たまたま転職活動を始めるタイミングが遅くて、
少ない選択肢の中から応募先を選ばざるを得ず、
結果としてブラック企業やブラック事務所に転職する…
という事態になってしまうリスクがあります。
こうしたリスクを避けるためにも、
精神的/体力的に余裕のあるタイミングで転職サイトを使い始めて、
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