
(職務経歴書に人事経験者が書くべき自己PRは?)
- 人事経験者が職務経歴書を書くコツは?
- 人事としてどんな実務経験を自己PRすべき?
- 高評価に繋がる自己PRの例文は?
この記事では、人事の実務経験者が職務経歴書を書く際のポイントを紹介します。
書類選考に通りやすくなる自己PR例文を紹介しますので、参考にしてみてください。
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この記事の目次
人事経験者が職務経歴書の自己PRを書くコツ4つ

(職務経歴書に人事経験者が自己PRを書くコツ4つ)
1. まずは経験を書き出す
まずは、あなたがこれまでに人事職として経験した仕事内容や、
具体的な現場での経験を書き出しましょう。
給与計算や社会保険の手続き、採用など、経験してきた業務を書き出すことがスタートとなります。
その際、経験した職務に関連した「現場のエピソード」も書き出すようにしてください。
採用担当者は、同じような職務経歴書を毎日何十通も読んでいますから、
単に経験職務を箇条書きで列挙したような内容では目に止まる可能性は低くなってしまいます。
あなたが現場で活躍している様子がいきいきと伝わってくるような「エピソードトーク」で自己PRを作るのが書類選考に通りやすくなるコツです。
2. 求める人物像に合わせた自己PRを書く
過去の経験について書き出したら、さっそく自己PRを書いていきましょう。
自己PRを書く際には、
「応募先の企業がどのような人事人材を求めているのか?」をしっかりと把握しておくことが大切です。
どれだけ自信がある内容でも、その職務経験を応募先企業が求めていないこともありえます。
例えば、採用業務がメインの求人なのに、労務管理をしていたことをアピールしてもあまり意味がありません。
人事全般の業務を募集している会社もあれば、
採用や研修をメインとした業務を募集している会社もある…といった具合ですね。
あなたが今回応募する会社に合った、
ドンピシャの自己PRを書くことが合格への近道となります。
▲具体例
採用や教育の場合は、面接や研修など人と関わることが多いのでコミュニケーション能力を自己PRにして職務経歴書に書くと効果的です。
労務の場合は、労働時間の管理や給与計算があるので、仕事で正確性を重視していることを自己PRに盛り込むとよいでしょう。
給与計算メインでもコミュニケーション能力を求める会社もあるので、
正確性をアピールしつつ、人事として他部署や外部と連携をとってきたことをアピールすることをおすすめします。
3. 人事に求められる「必須スキル」をアピールする
人事の仕事には、どんな現場に配属されたとしても必要とされる「必須スキル」があります。
具体的にはPCに関連するスキルですね。
ワードやエクセルが、どの程度できるのかは職務経歴書に書いておいたほうがいいでしょう。
会議資料の作成やデータ集計の業務などは基本ですが、
管轄の支店や社員個人に通達を送る「文書作成スキル」のアピールも高評価につながるでしょう。
4. 実績や経験は「数字」でアピールする
職務経歴に書く内容は「数字でアピールすること」を意識すると、
相手にインパクトを与えることができます。
- 採用活動を頑張って前年より増えた就職者の人数
- エクセルのスキルを駆使して給与計算の時間をどのくらい短縮したか
など、仕事で改善してきたことを、
数字でアピールできるか考えて職務経歴書に書いてみましょう。
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書類選考に通る!企業に好まれる人事経験者の自己PR例文

(職務経歴書に書くべき人事経験者の自己PR例文2つ)
人事の場合の例文
私はこれまで、3年間新卒採用に携わり調整力とコミュニケーション能力を培いました。
会社説明会の運営や面接の手配はもちろんのこと、実際に大学へ出向き懇親会を開きました。
そこでは形式的な説明会ではなく、学生がリラックスして会社のことを本音で知れるような説明を行いました。
その結果、今まで達成できなかった採用目標の20名を達成することができました。
社員が実際に入社してからも、モチベーションアップや定着率の向上に努めております。
この調整力やコミュニケーション能力を生かして、貴社の発展に繋げていきたいと考えております。
労務の場合の例文
従業員数500名の企業にて5年間労務職に携わり、問題点を効率よく改善する能力を学びました。
私が人事部へ異動した際、業務フローが確立しておらず休業手当がきちんと給付できていない現状を問題視しました。
このような事態を起こさないために、進捗表やマニュアルを作成した結果、休業手当の未払いを防ぐことができました。
現在も、課内にマニュアルを配り全体の生産性を高めております。
問題点を洗い出し改善する能力を活かして、社員の皆様に安心して働いていただけるお手伝いができればと考えております。
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