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社会保険労務士はきついからやめとけ?給料安い激務ブラックって本当?

社会保険労務士 やめとけ

(社会保険労務士はやめたほうがいいの?)

  • 社会保険労務士は仕事がきついからやめとけって本当?
  • 給料は安い?未経験で社労士事務所に転職したら平均年収いくら?
  • 仕事内容は激務?辛くてやめたくなるのはどんなとき?

社会保険労務士は資格スクールなどでとても人気の資格ですが、

取得後の仕事内容や年収の実態については「実はあんまりよくわかってない…」

という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、社会保険労務士の仕事内容や平均年収のリアルをお教えします。

社労士事務所・企業の人事労務など「社労士が働きやすい」

と言われることの多い職場の実態を紹介しますので、

ぜひ参考にしてみてください。

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社会保険労務士はやめとけ?給料が安いって本当?

社会保険労務士 やめとけ

(社会保険労務士は給料が安くてブラックなの?)

1. 社労士事務所の平均年収・給料手取りの実態

社労士事務所の場合、未経験者は入社してもすぐに成果を出すことができません。

法律的な知識のインプットに加え、実務の難易度も非常に高いためです。

未経験の求人は年収200万円台スタートや300万円の求人が非常に多いのが実際のところですね。

まずは修行!と思ってこの給与水準でも頑張れる人は別ですが、

養う家族がいる人や、ある程度のお給料がもらえないとモチベーションが維持できない…

と感じる人は、一般企業の人事労務担当の仕事を検討してみる方が良いかもしれません。

年収の上がり方参考例

社労士事務所での年収の上がり方ですが、私の所属していた事務所を一例に挙げると、

  • 3年目で年収350万円から400万円
  • 6年目で年収450万円から500万円

となります。

年代やその方のポテンシャルにもよるので一概にはいえないですが、参考にしてください。

また、管理職になれば実務に加えてマネジメント業務も発生し、

年収も550万円から600万円となりました。

 

未経験の民間人事労務担当の場合

同じ未経験採用でも、民間の人事労務担当の場合はどうでしょうか?

一例ですが、400万円台の求人が多いです。

社労士は、

  • 給与計算
  • 手続き代行

など、企業の労務管理の一部を担います。

これに対し会社の労務担当は、労務全般を担うため、

仕事内容の違いによる給与の差が発生します。

これは後に述べるキャリアアップの実態にも繋がっていきます。

 

2. キャリアアップの実態

社労士のキャリアアップは、大きく分けて2つになります。

  • 独立開業するキャリア
  • 勤務社労士として企業で働くキャリア

社労士で年収1000万円以上と謳っている方のほとんどが、

独立し、自身の事務所を開業された方です。

もちろん夢があり、やりがいもあります。

ただ最初は顧客0からスタートし、営業活動から始めなければなりません。

成功させるためには、かなりの覚悟と忍耐力が必要になります。

そのため転職でキャリアアップという観点では前述したように、

社労士事務所ではなく、民間企業に勤務社労士として勤めることをお勧めします!

おすすめのキャリアアップルート

実際に勤務する場合は、企業の人事や労務担当として働くケースが多いです。

業務内容としても定型業務も多いですが、そこに対して業務効率化をしていくことで、

社内の負荷軽減や新規案件に着手することができ、評価が上がっていきます。

また自身が勤務社労士としてより成長していきたいのであれば、上場企業ではなく、

  • ベンチャー
  • IPO前の地盤が整っていない企業

をおすすめします!

なぜなら、

  • 制度設計
  • 労働環境整備

など、より幅広く0から1を生み出す仕事はとても付加価値が高いからです。

達成した暁には評価がとても高くなり、将来的に自ずと年収も上がっていきますよ。

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社労士事務所経験者が教える仕事の実態

社会保険労務士 やめとけ

(社会保険労務士の業務内容は?ストレスがたまるって本当?)

仕事のストレスが半端ない?業務内容の実態

社労士の仕事はとても精神的負荷が高く、ストレス度合いが高いです。

大きく、

  • 定型業務
  • 非定型業務

について解説していきます。

定型業務

まず定型業務ですが、以下が挙げられます。

  • 社会保険手続き(入社、退職、異動、出産、労災など)
  • 給与計算
  • 年末調整
  • 年次業務(労働保険の年度更新や社会保険の算定基礎など)
  • 就業規則の作成や改訂

扱う情報が個人情報や給与情報など機密性が高いものが非常に多く、

手続き1つとってもミスは許されません。

私自身一番ストレスを感じたのは給与計算です。

残業代の計算で1円ずれているだけで、企業からクレームが来ました。

特に辛かったのは、

通勤手当など給与で支給すべきものが、確認不足で反映できていない場合でした。

非定形業務

次に非定型業務ですが、以下が挙げられます。

  • 労務コンサルタント(日々の労務相談も含む)
  • 年金事務所調査や労基署調査な
  • どの対応IPOのための労務監査

上記記載内容と重複しますが、上記業務は難易度が高い分付加価値がとても高いため、

完遂できる社労士はとても希少で重宝されます。

ただ、すべてを習得するためには圧倒的な法律知識のインプットと実務経験が必要となり、

根気強く取り組まなければなりません。

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まとめ

社会保険労務士 やめとけ

(社会保険労務士は会社に寄り添う職業)

 

この記事では、私の実体験を元に、正直に書かせていただきました。

社労士はとても大変な仕事ですが、社労士受験者は毎年4万人以上います。

それは社員の働き方や職場環境を良くしたいと思い、会社に寄り添うという職業だからです。

社労士として専門的な立場に立ちサポートすることで、会社は必ず良い方向に向かっていきます。

そのような、

  • 夢がある人
  • 会社と二人三脚でより良い方向に頑張りたい

人は、社労士に向いているといえます。

ぜひ、プラス面・マイナス面を踏まえたうえで、検討してみてくださいね!

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