イギリスは私たち日本人にもなじみの深い国ですが、イギリスの正式国名をご存知ですか?
UK(ユナイテッドキングダム)はよく知られていますが、 正しくはUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)。
日本でイギリスと呼ばれている理由はポルトガル語のInglezが訛ったからだと考えられています。
そのイギリスの代表的な都市についてご紹介しましょう。
ロンドン
イギリスの首都であり、EU最大の都市で人口は約800万人とニューヨークにほぼ並びます。
イギリスおよびヨーロッパの政治・経済・文化の中心地で、世界中の国から人が集まってきます。難民の受け入れも寛容なので住民も国際色豊か。意外にオープンな気質の都市です。
バーミンガム
イギリスを代表する工業都市で人口は約230万人。イギリス第2位の大都市です。
ウエスト・ミッドランズ(グレートブリテンの中南部)の中心に位置し、運河と鉄道の要所として産業革命の頃に一躍栄えました。
日本からの企業進出も盛んなので日本人が多く、親日都市でもあります。日本からの留学先としても人気が高い街です。
グラスゴー
スコットランドというのはグレートブリテンの北半分の地域で、日本では「スコッチウイスキー」 などがよく知られています。
そのスコットランド最大の都市がグラスゴーです。
ここで紹介する他の都市ほど日本での知名度は高くありませんが、人口ではイギリス第4位の大都市で人口は58万人となっています。
スタイリッシュでお洒落な街として知られ、イギリスでも有数の観光地です。
‘Glasgow Style’という独特の建築様式も高く評価されています。
マンチェスター
マンチェスターはイングランドの北西部にある大都市です。
周辺の都市圏人口は224万人にのぼり、経済的にもバーミンガムをしのいでいるため「実質的にはマンチェスターがイギリス第2位の大都市だ」という意見もあります。
イギリスの産業革命では中心的な役割を果たした街として知られ、現在はビジネスやメディアの中心地として栄えています。
ちなみに世界的に有名なサッカークラブのマンチェスター・ユナイテッドFC(いわゆるマンU)の根拠地もここです。
リバプール
グレートブリテンの西海岸の港町。
アイリッシュ海に面し、マージー川の河口に位置するため18世紀から貿易港として非常に栄えました。大英帝国の全 盛期を支えたマンチェスターに並ぶ人口45万人の大都市です。学生街としても知られ、イギリスの若者文化の中心地でもあります。
そしてリバプールといえばもちろんビートルズ生誕の地。リバプールサウンドを懐かしんでこの地を訪れる観光客は後を絶ちません。
エジンバラ
人口は約46万人。かつてスコットランドの首都だった街です。
エジンバラ城があるオールドタウンは16世紀の中世の石畳の街並みがそっくり残っており、その歴史的価値と美しさはユネスコの世界遺産に登録されています。