お父さんやご主人が海外赴任を命じられたりして「突然海外生活をすることになった」という方も少なくないと思います。
あらかじめ分かっていればそれなりの準備もできますが、突然ではしかたありません。現地で生活しながら言葉や文化の勉強をしてゆくしかないでしょう。
そういう際に役立つ語学の勉強法についてご紹介します。
赴任先が英語圏とは限りませんが、ここでは英語を例にお話しましょう。他の言語でも原則は同じです。
語学は実践→学習→実践のくりかえし
海外生活で真っ先に困るのが言葉の問題でしょう。
「周囲が外人ばかりになれば嫌でも英語を覚える」とよくいいますが、相当な時間がかかりますし、その間不便でたまりません。
実践で英語に触れ、わからないことや困ったことはそのままにせず勉強して克服して積極的に英語力を磨くことで短期間に英語力が鍛 えられます。
オンライン学習がオススメ
外国人が多く滞在している大都市では、非ネイティブ向けの英語学校に通って英語力を磨くという手があります。
日本人が多い街では日本人向けの英会話教室を見つけることもできるでしょう。
しかし、学校に通っていてもそれだけでは不十分です。自宅で予習や復習したり、わからないことを質問したりできる学習環境が必要になります。
そこでお薦めしたいのがオンライン英会話です。
英語学校がない地域でもインターネット環境はたいてい整っているでしょう。
オンライン英会話なら、学校に通わなくてもネイティブの英語講師とマンツーマンで話しながらリスニングやスピーキングといった実践的な英語力を直接鍛えてもらえます。
オンライン学習のメリット
例えば、「今日買い物に行ったら、店員が『ウイーケン』と言ったけれどどういう意味だろう?スペルがわからないので辞書でも調べられない」というようなことは海外生活では日常的によくあります。
そういう時、ネイティブの英語講師と直接話せる環境があれば「ウイーケンって何ですか?」と訊ねることができるでしょう。(ちなみにウイーケンはWeek end。ネイティブの発音は簡単な単語ほど日本人には聴き取りにくいのです)
「わからないが調べようがないこと」を忘れないうちに問題解決するというのは、語学学習において非常に重要なことなのです。
「その都市の名前」+「日本人」
さて、海外生活で言葉の次に大切なのが情報源の確保です。
インターネットで「自分がいる都市の名前(日本語表記)」+「日本人」というキーワードで検索してみてください。
その地域の日本人会やサークル、同じ街に住む日本人のブログなどを数多く発見できるはずです。
「海苔が買えるお店を知りませんか?」「こんなサービスをしてくれるところを見つけました!」など日本人同士の情報網は非常に貴重です。
どんどん働きかけて積極的に交流の輪を広げましょう。