旅行英会話:トイレ編
いきなりで恐縮ですが、海外旅行で真っ先に困るのがこの悩み。空港やレストラン、ホテルなどで「トイレはどこですか?」とスッと尋ねられないと困りますね。
表現は婉曲に
Toiletという単語は普通に通じますから、Where is the toilet?で意味は通じます。
ただし日本でも食事中などは「お手洗い」などと表現を婉曲にするのは海外でも同じ。ホテルやレストランなどでは RestroomやWashroom、Powder room、Lavatory、Bathroomあたりの表現が無難です。
「バスルームはどこ?」と訊ねていきなりシャワー室に連れて行かれることはないのでご安心を。
トイレと研究所
Lavatory(ラヴァトリー:トイレ)という言葉はLaboratory(ラボラトリー:研究所)に似ています。とっさに「ラヴァトリー」と言おうとして「ウェア イズ ラボラトリー?」と聞いてしまうといった恥ずかしい経験は避けたいもの。
こういうときはLavatoryの省略語「Lav(ラヴ)」や「Lavvy」(ラビィ)を覚えておきましょう。発音はLOVEと同じラブでも通じます。
旅行英会話:切符編
2と4と8
鉄道やバスの切符を買う時、「シカゴ行きの切符をください」と言おうとして「To Chicago please」などと言うと切符が2枚出てきます。
英語では”I’d like 2 second class tickets to Chicago.”などのように、「枚数、等級、行先」の順で申請するのが一般的です。※
※I’d like~はイギリス英語圏内だと通じない場合があります。その場合はCan i get~に置き換えてください。
「To Chicago」だと「Two Chicago」に聞こえますから、切符は2枚出て来るのです。これは発音レベルの問題ではありません。「For Chicago」なら「Four Chicago」で4枚、口ごもって「ええと…」というとEightで8枚出て来る…と、ジョークのようですが本当にそうなります。
切符を買う時は” I’d like a ticket to ◯◯”というフレーズを覚えましょう。1枚ならa ticket、2枚なら2 tickets。ちなみに往復切符だと”I’d like a round-trip ticket from here to 〇〇.”となります。
省略するなら
もしとっさに「アイドライク」が出てこない場合は、日本だって窓口で「渋谷」とか「池袋2枚」と言っても通じるのですから、アメリカでも(ちょっとぶっきらぼうではありますが)「Chicago」と言えば今から直近の電車に乗れるシカゴ行きの大人用切符が1枚出てきます。
省略する場合は駅名の前に枚数以外は何もつけない方が通じやすいでしょう。
なお、「アイドライク」は非常に便利な言葉で、買い物をしたい時は欲しいものを指さして「アイドライク ディスワン」と言えばたいていの場合大丈夫です。
切符のバリエーション
大人2枚、子供1枚といった組み合わせで切符を買う場合は次のようになります。
“I’d like tickets for 2 adults and a child.”
複雑な条件のチケットを買う場合、一言ですべてを言い切ろうとせず、「どこゆきの」「片道/往復の」切符を「大人〇枚、子供〇枚」くださいという風に分解して言った方がトラブルは発生しにくいです。(これは日本語でも同じですが)
枚数を指定する場合は指で数を示すなどのボディランゲージも恥ずかしがらずに駆使しましょう。