
(鬼から電話がよくないって本当?)
- 「鬼から電話」ってアプリがよくないって聞くけどどうして?
- 子供が言うこと聞いてくれないから使ってみたいけど…
- 「鬼から電話」を使うときの注意点は?
「鬼から電話」というアプリは、子供が言うことを聞かないときに、鬼から電話を通じて子供に注意をしてもらうサービスです。
鬼から電話は、AndroidやiPhoneのアプリで簡単に利用できるため、子どもを持つ親から人気となっています。
筆者も自分の子供に使ったところ、素直に言うことを聞いてくれました。
しかし「鬼を使って子供を注意することはよくないのでは?」と否定的な意見もあがっており賛否両論あるサービスです。
この記事では、鬼から電話がよくないと言われる理由と、使うときの注意点を紹介します。
「鬼から電話」を使ってみようと思っている方は参考にしてくださいね。
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この記事の目次
鬼から電話が「よくない」と言われる理由は?

(鬼から電話がよくない理由3つ)
鬼から電話がよくないと言われる理由は以下の3つです。
・子供のトラウマになる
・鬼から電話がないと言うことを聞かなくなる
・親が後悔する
1. 子供のトラウマになる
利用者の中には「鬼から電話を使ったことで子供がトラウマを抱えてしまった」という人がいます。
なかには、夜中に鬼を思い出して子供が泣いてしまったという家庭もありました。
「親が鬼を呼んできた」と思い、子供が親に対して不信感を抱くこともあります。
なぜ鬼から電話がくるのかしっかり説明して、使っている間は子供の様子を見てあげてください。
2. 鬼から電話がないと言うことを聞かなくなる
鬼から電話なら言うことを聞くのに、親が直接注意しても言うことを聞いてくれないというケースもあります。
このようなケースになると、子供に注意をするときは毎回鬼から電話を使わなければいけません。
鬼に頼りすぎることで親の言葉を聞かなくなる可能性もあります。
「子供に注意するときはずっと鬼から電話を使い続ける」それは本当によいことなのか、一度考えてみましょう。
3. 親が後悔する
鬼から電話を使い、子供が泣いてしまったり怖がったりする様子を見て親が後悔するケースもあります。
その結果、鬼から電話はよくないと思うのですね。
親や子供が後悔しないためにも、利用には十分注意していただきたいです。
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鬼から電話を使うときの注意点

(鬼から電話を使う時の注意点3つ)
鬼から電話を使うときの注意点はこの3つです。
・鬼から電話が来る理由を子どもに説明する
・鬼から電話を使ったあとの子供へのケア
・子どもがひどく嫌がる場合はやめる
1. 鬼から電話がくる理由を子供に説明する
鬼から電話を利用する前に、なぜ鬼から電話がくるのかを子供に説明しましょう。
「鬼から電話がくるよ!」とだけ伝えても、子供は何で鬼から電話がくるんだろう?と疑問を感じて終わります。
「ママの言うことを聞かないと、代わりに怖い鬼から電話がくるよ」
このようにわかりやすく説明してあげましょう。
この一言で言うことを聞いてくれたら、鬼から電話を使う必要はありません。
何度か理由を説明し、それでも言うことを聞いてくれないときだけ、鬼から電話を使いましょう。
2. 鬼から電話を使ったあとの子供へのケア
鬼から電話を使ったあとにも、なぜ鬼から電話がきたのか子供に説明してあげてください。
「〇〇ちゃんがママの言うことを聞いてくれなかったから、鬼から電話がきたんだよ」
と説明することで、子供も「言うことを聞かなかったから鬼から電話が来たんだ」と納得してくれます。
鬼から電話がきて泣いたり怖がったりしている場合は「怖かったね」「もう大丈夫だよ」と優しく声をかけてあげましょう。
鬼から電話を使うときに鬼と一緒になって怒ってしまうと、子供からの信頼もなくなるので、必ず味方してあげるようにしてくださいね。
3. 子供がひどく嫌がる場合はやめる
鬼から電話を使っている最中に子供がひどく嫌がる場合は、電話の途中であっても使うのをやめてください。
そのあとは、アフターケアをしっかり行いましょう。
嫌がっているのにしつこく使い続けると、子供がトラウマを抱えてしまう可能性があります。
鬼から電話を使う際は、スマホを見せたまま放置するのではなく、子供の様子をきちんと確認しながら利用してください。
4. 何度も鬼から電話を使うのはやめる
注意されるたびに鬼から電話がくると、子供は何をするにも怖がってしまいます。
「これをしたらまた鬼から電話がくるかも」と考えるようになると、良いことも悪いことも関係なく行動を起こすこと自体が少なくなります。
逆に、何度も使いすぎると子供が慣れてしまい効果が薄れることもありますよ。
何度も鬼から電話を使うのはやめておきましょう。
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鬼から電話の代わりに他のツールも使ってみよう

(鬼から電話以外の他のツールを使ってみよう)
鬼から電話を使わなくても子供に注意する方法はあるので、他のツールを試すことも検討してみてください。
たとえば、鬼から電話の代用として簡単に利用できるものに絵本があります。
しつけの絵本として人気を集めているのは「絵本地獄」という絵本です。
絵本地獄は、悪いことをすると罰を受けるという教えを学ぶことができます。
「子供が自分のしたことが悪いことなのか考えるようになった」という声もあり、とても学びのある絵本です。
しかし「怖すぎて子供が泣き出してしまった」という声もあります。
鬼から電話と同じように子供の様子を見ながら読んであげましょう。
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