
(人間関係リセットは気持ちいいって本当?)
- 人間関係リセットが気持ちいいって本当?
- 人間関係リセットをする心理とは?
- 人間関係リセットの体験談やコツが知りたい…!
誰もが、いつでも誰とでもうまくやっていける!というものではないですよね。
ときには、周りと付き合うのに疲れたり、距離を置きたくなったりすることもあります。
なかには「人間関係をリセットしてすっきりした!」という人もいます。
では一体、どういうときに人間関係をリセットしたくなるのでしょうか?
この記事では、人間関係リセットをしたくなる人の心理や気持ちいいといわれる理由、さらに実際にリセットした人の体験談などを解説しています。
人間関係に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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この記事の目次
なぜ気持ちいいの?人間関係リセット症候群の心理とは?

(人間関係をリセットしたい心理とは?)
1. 人間関係に疲れた
人は人間関係に疲れてしまったとき、関係をリセットしたくなります。
- 友達と仲違いしてしまった
- 恋人と上手くいかない
など、人間関係に疲れてしまうような出来事があると、人間関係をリセットしたくなるんですね。
他の人との関わりがうまくいかなくて、知らず知らずのうちにストレスを抱えてしまい、「いっそすべてを投げ出したい」と思ってしまうのです。
また、進学や就職のタイミングにも人間関係をリセットしたいと考える人も多いです。
新しい環境に向け「今までの人間関係に疲れた、新しく築いていこう」
と考えて、リセットしたくなるんですね。
2. リセットすると気持ちいいのは「自分を取り戻せる」から
私たちは、日々誰かと関わりを持って生きています。
学校や仕事など何かしらのコミュニティに属していると、毎日必ず、
誰かと関わる機会があります。
もしあなたが「他人と自分にとってのほどよい距離感」を知っていて、
その距離を守れているのなら、それほどストレスには感じないかもしれません。
しかし、
- 他人との距離感をなかなか掴めずにいる
- 無理やりあなたのパーソナルスペースに入ってくる人がいる
などの場合は、少なからず「あなたは他人に振り回されている状態」だといえるでしょう。
そしてそんな人間関係をリセットすると、他人に振り回されていた体力や時間がなくなり、もっと自分のことに集中できるようになります。
その結果、自分の思ったように行動できるようになり、自分を取り戻せるようになるのです。
3. 周りと自分を比較してネガティブになる人
周りと自分を比較してネガティブになりやすい人も、人間関係をリセットしたい、
と思う人が多い傾向にあります。
- 他の人からどう見られるかが気になる
- 他の人と自分を比べてしまう
など、常に他人からの評価が基準になってしまい、疲れてしまうんですね。
これは特に、自己肯定感が低い人が陥りやすい心理です。
4. 人付き合いが苦手な人
人付き合いが苦手な人のなかにも、人間関係をリセットしたくなる人がいます。
元々集団行動が苦手だったり、マイペースに行動したいタイプだと、
人間関係に疲れてしまうのも当然といえば当然ですよね。
5. 悩みやストレスを溜め込みやすい人
悩みやストレスを溜め込みやすい人も、人間関係のリセットを考える人が多いです。
悩みやストレスを溜め込みやすい人が人間関係をリセットするときは、
「何か嫌なことが(1つ)あったから」ではありません。
今までに溜め込んできた悩みやストレスに、
「新たに嫌なこと」が加わって、爆発してしまったケースが多いです。
例えるなら、風船ですね。
日々の嫌なことやストレスで膨らんだ風船が、新たな刺激で爆発してしまったときに、リセットを行います。
リセットする理由はそのストレスがかかる環境に対してなので、
実はこのタイプの人はリセットしか逃げ道がありません。
小出しにガス抜きをするのが苦手なタイプともいえます。
6. 完璧主義な人
何事もすべて完璧にこなしたい、いわゆる完璧主義の人も人間関係のリセットを考えます。
- 自分のささいな失敗を見られてしまった
- 他人から間違いを指摘された
こういったことがあると、自分が失敗や間違いをしたことが、
- 恥ずかしい
- 許せない
と考えてしまいがちです。
それをなかったことにするために、人間関係をリセットしたくなるのです。
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人間関係リセットのデメリットと対処法は?

(人間関係リセット、デメリットはなに?)
人間関係リセットはクセになる?
人間関係のリセットは、行った直後はスッキリする人が多いです。
しかし、今まで関係があった人全員をシャットアウトするのはオススメできません。
リセットしたいときは「そんなときは来ない」と思うかもしれませんが、
誰かに相談したり、話を聞いてもらいたくなる可能性はゼロではありません。
いきなり完全に全員をシャットアウトするのではなく、
誰か信頼のおける人はいないか、よく考えてからリセットしても遅くはありません。
また、一度人間関係をリセットしてしまうと、
リセットした後にさらに嫌なことがあるとまたリセットしたくなります。
つまり、人間関係のリセットが「癖になってしまう」人もいるのです。
人間関係のリセットを癖にしないためにできることは?
人間関係のリセットが癖になってしまうと、周りから孤立し、デメリットが増えていきます。
リセットが癖にならないようにするためには、
- 他人の評価を気にせずに、なりたい自分を考えてみる
- SNSから離れる
- 人間関係の距離感を最低限にする
ことがオススメです。
リセットしたくなる原因の大半は、他人の存在の影響です。
まずは必要最低限のコミュニケーションをとることから意識し、
自分と他人の適度な距離感を考えてみましょう。
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人間関係リセットは気持ちいい?実際にやってみた人の経験談を紹介

(人間関係リセット、実行した人の体験談とは?)
ママ友トラブルで大きなストレスを抱えていたAさん
子ども関係のボランティアをやたらと引き受けてしまい、
Aさんの善意と労力を搾取され、Aさんは燃え尽きてしまったそうです。
そこで思い立ち、ボランティアを辞め、ママ友のグループLINEからも退会しました。
そうしているうちに旦那さんの転勤も重なり、
引越しで人間関係は完全にリセットされることになりました。
引っ越した先では自分のしたいことをしているうちに、新たな出会いもありました。
一緒にいて心から楽しいと思える人とだけお付き合いをするようになり、
人間関係をリセットしたことでとても楽に生きられるようになったそうです。
受験に集中したかったBさん
Bさんは受験生で、難関大学への受験を目前に控え、猛勉強する日々を送っていました。
しかし、Bさんの周りには早めに受験が終わった友達も多かったそうです。
その友達たちは自分が受験を終えた解放感から、Bさんも巻き込んで遊びに誘ってきたり、
夜中に電話をかけてくるようになりました。
Bさんは自分の将来のことを考え、人間関係のリセットを決意しました。
その後Bさんは無事に志望校に合格でき、新たな出会いもあり、
良いキャンパスライフを送っているそうです。
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