TOEICスコアから見える英語力 【ビジネス編】

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ビジネスマンにとってのTOEICテストスコアとは

ビジネスマンにとってのTOEICテストは、受験する人の環境に応じていろいろな意味合いを持っています。

純粋に「TOEICテスト=英語力をはかる指標」などと思っていると努力の割にスコアも伸びず、英語コミュニケーションの実力もつかないというどっちつかずの状態に陥ってしまいますから、TOEICテストの本質を正しく理解しましょう。

ペーパーテスト適性の指標

特に英語力が必須とも思えないような業務内容の企業でも、TOEICテストスコアを昇格・昇進基準に用いる会社が増えてきています。その理由は中堅~ベテラン社員のペーパーテストへの対応力を見るためだと言われています。

現代では中堅~ベテラン社員でも短期間にまったく新しいスキルを修得して新しい仕事に対応してもらう必要もしばしば発生します。そこでTOEICテストのような新しい指標を企業に導入することによって、個々の社員の「新しいスキルの学習能力」や「習熟意欲」「取組姿勢」をはかる指標になると考える企業が増えているのです。

こういった企業では、中堅社員では800点以上、管理職でも600点以上のスコアをマークしないと自分の存在感を示すことは難しいかもしれません。

英文メールについて

「英文メールの読み書き程度なら、Google翻訳といった翻訳サービスや有料の翻訳アプリを使えばいい」と安易に考えている人がいます。しかし試しに「The New York Times」あたりから記事を拾って翻訳させてみると「なんとか意味は通じるがまるで日本語になっていない」ことに気付くでしょう。

英文メールを読むだけなら辞書を駆使すれば意味は拾えますが、こちらの意図を相手に伝えるとなるとTOEICテストスコア730点以上、つまりランクB以上の英語力は必要です。

ただしネイティブの人を相手に失礼のないフォーマルな英文メールを書くとなれば、少なくとも900点以上のスキルが必要かもしれません。

英語の会議に出席する

会社の公用語が英語という企業の場合、日本人だけしか出席しない社内会議でも英語が使われます。

日本人同士の英会話ならTOEICテストスコアは730点以上あれば相手の発言内容はかなり長文でも理解できます。あらかじめ原稿を用意しておけば自分の意見を述べたりスピーチを行ったりすることも出来るでしょう。

ところが、ネイティブの相手と商談や交渉を行ったり、あるいは多国籍のメンバーが意見を交換する会議で使われるビジネス英語となると話はまるで違ってきます。

英語は日本語と1:1で対応している言語ではなく、英語ならではの理論体系や論法、話法というものがあるからです。これは同じ非ネイティブのアジア人との英会話でも言えることですが、日本人は日本語特有の謙遜や「言わなくても通じるだろう」的発想で英語を喋ってしまい、大きな誤解を招くことがあります。

TOEICテストスコア900点以上になり、十分英語力がついてきたと思ったら次はこうした「英語的思考法・話法」に磨きをかけましょう。

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